無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

« やってはいけない | メイン | オイル仕上げ »

2005年11月18日

原木

ナラの原木が入ったと電話があった。

genboku051118.jpg

さっそく見に行った。
直径が70cm~54cmの物まで3本あった。
長さは4m。
昨年の秋に切られた物らしい。よく目が詰まっていてよさそうだ。北海道の国有林から出たと言う。国有林は1年に1度しか伐採しない。しかも国産ナラのよい物はだんだん少なくなっている。ここらで思い切って買っておくか!と思う。
しかし値段も結構いい。

原木買いのよいところは、自分の好きなように製材する事が出来るところ。
厚さ、幅、板目、柾目(板目、柾目はそのうち解説するね)

この材木屋の親父さんはなかなかこだわりの人で、いい物しか買い付けてこない。
ケヤキの一尺角の柱なんか、倉庫の奥にぎっしり寝かせている。

このナラを3本とも嫁にもらってくれ、と言う。
こんなに買ったら当分使い切れない。しかもいくら親父さんが間違いないといっても、中身は切ってみなけりゃわかならない。プロは木口を見ただけで中身が分かると言うが、それってまるでマグロの尻尾のところちょっと切って、善し悪しを見分けるみたいな話だ。

今日のところは写真を撮って帰ろうとしたら、親父さんは「これ持ってけ」と言ってケヤキともモアビ(洋桜)の端切れ板(と言っても半畳くらいある)をくれた。タダより高い物はない。さらに昼飯も食って行け、と言う。そんなもんごちそうになったら、嫁にもらわなくてはいけないではないか。しかし結局近くの定食屋でお刺身定食をごちそうになってしまった。

今夜はあの3人姉妹が夢に出てきそうだ・・・

投稿者 masaki : 2005年11月18日 22:07

コメント

立派な3人姉妹やねー。
みみちゃん一人で大丈夫!?

投稿者 kumako : 2005年11月18日 22:58

みみちゃんは作家であり、経営者。
矛盾するとこもある。

さあどうする?
作家として判断する?
それとも経営者?

投稿者 よしくん : 2005年11月18日 23:02

kumakoちゃん

一人じゃとても大丈夫じゃない。
kumakoちゃん、助けてぇ~!


よしくん

さぁどうするよ?
作家としては絶対「買い」だな。
経営者としてはちょっと「博打」だな。
(自分の経営能力に?・・・だからね)

投稿者 みみちゃん : 2005年11月18日 23:36