無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

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2007年04月16日

もう若くはないのか!?

P1000175.JPG先週の木曜日、久しぶりに市場へ出かけた。
毎月欠かさず出席していた市場だが、色々な理由でここ3ヶ月ぐらい仕入れに行ってなかったのだ。
天気は上々。市場の周りの桜も満開。
気分は否が応でも盛り上がります!

仕入れの結果は毎度の事ながら

「これはどう考えても安く買えたぞ、ウシシ・・・」

って物もあれば

「ん~、これ○○円かぁ・・・やっぱ高いよなぁ」
「しかも隣に積んであるやつ、これより幅も広いのに、○○円で落ちてたなぁ」
「くやしい・・・」

んでこの嬉しいやら悔しい気分が、工房に帰って来て車から降ろすときに、さらにいっそう増して感じられるのです。(いいのか悪いのか)

工房の材料置き場には昨年末に仕入れてきた材が、そのまま通路に積んだままだったので、バイト君と二人でそいつから片付けることにする。
3ヶ月もほっておいたので、なかには乾燥でほぼ真っ二つに割れかけている板もあってビックリ。
買ってきた板はちゃんと割れ止めを塗ったり、カスガイを打ち込んだりしないとそんなことになる。
(まぁ、割れるの物は割れさせて、反る物は反らせて、と言う考え方もあるんだけどね)

二人で板をラックに積み上げる。
ちゃんと一枚ずつ桟をはさんで風通しを確保する。
結構めんどくさいのだけど、そうしないとこれからの季節カビたりするので要注意。

しかし数枚目を持ち上げて、いざラックに入れようとしたその時

「あっ、痛てぇ!、ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ」
「ダメや!肩にきた!」

これはいわゆる「四十肩」とか「五十肩」とか言われるやつか?
腕を上げると肩に激痛が走る(ってのはちょっとオーバー?)

結局、痛む肩をだましだまし板を整理して、仕入れてきた材料も材料置き場に片付けました。

しかしこのまま腕が動かなくなると大変なので、今日は病院で診てもらいました。
(なんかここ最近、病院ネタも多い気がするなぁ)

レントゲンを撮ってもらった結果

「頚椎の椎間板がつぶれかけていて、それが原因で肩に来ている」

と先生は診断された。

「えっ、頚椎!?」

思ってもみませんでした。

肩に注射をし、電気治療をし、首を吊って引っ張られました。
さすがに首を吊られたのは初めてでした。

30代後半にきてからどうやら無理が利かないようです。
もう若くはないと言う事か?

(気持ちは20代と変わらないつもりなのですが・・・)

投稿者 masaki : 2007年04月16日 22:04