無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

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2007年01月31日

ドキドキのカウンター取り付け

P1001088.JPG今日は金沢までカウンターの取り付けに。
10日ほど前に打ち合わせをさせて頂いて、突貫(ってほどでもないけどね)で仕上げたもの。
素材はタモ。幅45cm程だけど、一枚板です。
じつはこの取り付け方をどうしようか、2~3日前から悩んでいたのです。

と言うのも、打ち合わせをした時点では、壁にボードがなく、「ヌキ」を打った状態でした。
設計の方から、

「できればボードを張る前に取り付けてほしい。」

と言われていたので、あわてて仕上げたのだけど、
ボードの厚みを考慮しなくちゃいけないし、取り付ける位置によってはヌキや間柱との兼ね合いもある。
もちろん仕上がってから取り付けるよりは、ずいぶん気が楽なのは確かだけれど、
それでも色々と考えなくてはいけない。
片側は壁に飲み込ませて、もう片方はブランケットを使おう、などとと思っていたのだけど
とにかく現場の取り付け仕事は、その場で合わせなくていけない事が多い。

そんな訳で、前日仕事が終わってから、考えられるいろんな状況を想定して道具や材料を用意する。

そして今日。
打ち合わせた時間に現場に行くと

「あ~っ、ボード張ってあるぅ!」
「張らずに待ってくれてるはずじゃなかったん?」

と、思ったのだけどよく見たらカウンターの厚み分、切り欠いてある。

現場の大工さんが

「ボードも取り外せるようにしてあるし、こっち側はカウンターに合わせてボードの切り欠きやるから当ててみて」と言う。

おぉ、それは助かる。
そう思いながらカウンターを当ててみる。

背中側の切り欠きにはピッタリ。
右側壁面は現物あわせで大工さんがボードを切り欠いてくれた。

あとは下穴を開けてビスで間柱に止める。

ヌキなんかの材料も用意して行ったのだけど
ずいぶん助かった。

そんな訳で現場取り付けはいつもドキドキです。

投稿者 masaki : 2007年01月31日 19:34

コメント

現場仕事は気をつかいますよね、打ち合わせどうりじゃなかったり、連絡もらえなかったり。

いろんな業者が入るんでしかたないんですけどね。

私、何日も現場に入るときにはOOを使います
対応がぜんぜん違いますよ。

投稿者 LH : 2007年02月02日 11:00

LHさん

そうなんですよ。
取り付けはそんなに多くはないのですが
それでも家具を製作する仕事をしていて
「取り付けはできません」
なんて言えませんからね。

それにしても○○って何ですか?
すっごく気になるのですが・・・

投稿者 MASAKI工房 : 2007年02月03日 19:45