材料の加工をひととおり終え、いよいよ組立に。背板を並べて「はっ！？」一瞬で頭の中が真っ白になる。あわてていたとはいえ、カットする必要にない場所まで切り込んであるじゃないの。山ちゃんもすぐに気が付いた様子で「あっ！」と叫んだきり絶句・・・

「どうするんすか？」
「しもた～。ほんでも作り直すしかないやろ」
「まじっすか？」
「マジや。材料まだあったやろ」

幸い材料に余裕があったので、その分を急いで作り直す。この時点で時間は２０時ごろ。
何かしらのハプニングはいつも付き物だけど、これはあせった。
しかしハプニングはこれだけでは終わらなかった・・・

余計に加工してしまった材料を作り直して、再び作業を開始。
背板と側板をビス止めして、いよいよ天板をのせる。乗せたとたん
「あっ！」自分と山ちゃん、同時に叫んだ。

「ここんとこ、こんなんでしたっけ？」
「いや、違うよなぁ・・・」
「図面確認した方がよくないっすか？」
「そやな・・・これはまずいわ」
「あ～・・・」

時間はすでに２２時近く。半泣きでリカバリー作業に入る。
ミスの内容は恥ずかしくて（信用に関わる？）ので言えません・・・

その後３人ともフラフラになりながら組立、塗装と行い、作業がすべて終わったのは深夜２時。
翌日は７：３０に積み込んで、無事納品しました。
帰りの車の眠たかったこと・・・

追記：普段作っている家具はこんな短納期ではぜ～ったい出来ませんので、無茶なご注文はしないで下さいね。